中之島公園の「バラの広場」です。冬薔薇(ふゆ-そうび,もしくは,しょうび)は,「思はずもヒヨコ生れぬ冬薔薇」(河東碧梧桐)とかの俳句にもありますし,うちの父親の句にも確か,あったような気がします。
父:ホトトギス同人 大槻右城の冬薔薇の句を紹介しましょう。

こんなにも冬薔薇の香の誕生日 ※ 冬薔薇の黄の百本の誕生日 ※ 冬薔薇の束抱き齢加へたる 
行年の薔薇を残して灯を消しぬ  ※ 亡き命なりし枕頭冬薔薇 ※ 冬薔薇明日はいよいよ手術とぞ
ネコも陽だまりで丸くなってました,けど,中之島公園,しっかり歩いたのは初めてでしたけど,この薔薇広場はなかなか良い感じでした。実は朝のまだ,空気も凛とした中でしたし,それでも,陽射しが差してきた処で・・・。

冬薔薇は凛として健気に,それでも,大きく花を咲かせていました。我々の教室も,仕事に対してそのようなスタンスで居たいと感じたりもしました・・・・が,こういう処で,仕事に思いを馳せてしますのも,今ひとつですよね。
素直に薔薇達の咲き誇る姿を愛でましょう。
薔薇百景って感じですね。冬ですので,咲き乱れるというところまでではなかったですが,思いの外多くの種類が花をつけていました。
ちなみに,父の俳人「大槻右城」は黄色い薔薇が大好きです。ちなみに僕は白かなぁって思ってその花言葉は「純潔/尊敬」だなんて・・・・まぁ,乙女座A型としては仕方ないか!
街並と同じく,花壇は冬の顔で,ポインセチアです。